『えんとつ町のプペル』西野抜きの純粋な映画作品としての感想・批評・分析【ネタバレあり】

批評するためワンデーパスを利用してプペってきました(笑)

プペってきました(笑)

今、何かと悪い意味で話題の「プペ」ですが、そういう作品と関係ない面が一人歩きしているからこそ、創作を愛する人間の一人としてキチンとこの作品を正面から批評・分析しておく必要があると思い鑑賞してきました。

従って、現実と切り離した純粋な作品としての批評を以下から進めていく訳ですが、切り離したはずの歪な現実が作品に立ち戻ってくるという点で、私は酷く感動せざるを得ませんでした。

やはり、創作というものは作り手の内面が現れるのだと、創作に対する希望を見出した次第であります。

(※補足ですが、この記事を書くにあたり、こういうレビュー記事をいくつかと、「映画.com」上のレビューは全て読みました。その上で自画自賛ですが、私のレビューが一番作品と向かい合っている自信があります。)

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『鬼滅の刃』漫画作品としての考察と分析・感想と批評【漫画技法編】

童磨アイキャッチ画像

(鬼側ですが、個人的には「童磨」が富岡の次に好きです。)

最初にお断りをいれさせて頂きます。

一連の分析を書くにあたり、十分に『鬼滅の刃』を読み込み、自分の中である程度まとまった文章に出来るまで理解に落とし込んだつもりだったのですが、本記事を書いている途中に私の考えの至らなさを気付かされてしまいました。

それで、どうしようかと悩んだ末途中で分析記事を書くのを止めてしまいました。申し訳ございません。

私が途中、何に気付いてしまったのかをご覧ください。

漫画作品を構成する要素の内、最後の「漫画技法」について『鬼滅の刃』を見ていきます。

「漫画技法」はこれまでの【シナリオ編】【イラスト編】で考察した要素を漫画作品としてまとめ上げる結節点であり、ここに最も作家の個性が出ると考えています。

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『鬼滅の刃』漫画作品としての考察と分析・感想と批評【イラスト編】

しのぶアイキャッチ画像

(鬼滅キャラは描くのが難しい?)

【シナリオ編】に続き、【イラスト編】ということで、漫画を構成する要素の内、『鬼滅の刃』の「絵」について考察を行っていこうと思います。

「絵」というのはそもそも何を指すのかということを始め、非常に議論が難しい部分だと考えるのですが、視覚情報というのは人々の作品に対する印象を大きく左右するので避けて通れない部分でもあります。

そして、『鬼滅の刃』はどちらかというと「絵が上手い」作品なのだということを主張したいです。

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『鬼滅の刃』漫画作品としての考察と分析・感想と批評【シナリオ編】

富岡義勇アイキャッチ画像

(※ごめんなさい、富岡の羽織の柄普通に間違えました。)

2020年も終わろうとしていますが、今年のエンターテイメントを語る上で『鬼滅の刃』を外すことは出来ないでしょう。

日々更新されていく各方面の数字や記録はともかく、メディアが多様化し、人々の関心が分散・狭窄しがちなこの時代に、このような老若男女・趣味嗜好問わず、まさに「大衆」の視線を集める作品が生まれたことは歴史的快挙です。

そして、私自身も一応漫画表現を探究しようとする人間の端くれですから、このように多くの人々に受け入れられた作品を分析しない訳にはいきません。

それで、『鬼滅の刃』の何が漫画作品として優れているのか、何故ヒットしたのかを私なりに分析し、吸収したいと思います。

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【フラワー長井線】宮内駅のウサギ駅長の「もっちい」に会ってきた【山形】

「もっちぃ」の後ろ姿

ウサギの駅長が居るという情報を元に山形県に行ってきました。

「もっちい」という名前のウサギ駅長は、フラワー長井線の「宮内駅」に居ます。

「もっちい」はグッズ展開もされているので、グッズも買ってきました。

また、フラワー長井線には他にも「白兎駅」という名の駅もあり、そこにも行ってきました。

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【大久野島】ウサギ島に癒されに行ってきた

立ち上がって催促するウサギ

遂に行ってきました。ウサギ島。(※3月に行きました)

ウサギ島といえば、「大久野島」。「大久野島」といえば、ウサギ島。

ウサギ好きにとって、いや、そうでない人にとっても、大久野島は地上の楽園に違いないです。そこは廃れた現代社会に湧くオアシスでした。

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退職祝いに叙々苑游玄亭で思い切り食べてきた味とサービスの感想

叙々苑のシャトーブリアン

(※2020/12/02追記)何故かこの記事が「ドレスコード」に関する検索で引っかかることが多くなっているようです。

結論から申し上げますと、「叙々苑にはドレスコードはないものの、店の雰囲気に合わせた振る舞いをしないと、店員に舐められて値段に見合うサービスを受けることが出来ない」という感想がこの記事の内容です。

もう2か月以上が過ぎてしまったことに驚きを隠せませんが、今年の新年早々、新年会兼私の退職祝い(無職祝い)で友人達と叙々苑に行ってきました。

あの頃はコロナも何も無かったのに……本当に宇宙っていうのは何が起こるか分かりませんね。

それはともかく、「叙々苑」って行ったことありますか?

サラダが美味しいとはよく聞くけれども、実際はそのサラダを食べたことがない、あの叙々苑です。

個人的には庶民と中流階級の袂を分かつ店だと思っていて、敷居が少し高いなぁと思っていたのですが、折角の記念すべき退職だということで、ばっこり奢ってもらいました。

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【カーベ・カイザー】マツコは知ってるバウムクーヘンの味【マツコの知らない世界で紹介】

カイザーのバウムクーヘン断面

「バーム」ではなく、「バウム」

この記事では、兵庫県のドイツ菓子屋「カーベ・カイザー」のバウムクーヘンを食べた感想を書いていこうと思います。

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