【兵庫県六甲山牧場】幻の日本アンゴラウサギに会って触ってきた

草を食べる日本アンゴラウサギ

もふもふ……で何を連想しますか?

……「アンゴラウサギ」ですね。これがメンタリズムです。

さて、もふもふとした可愛い動物としてアンゴラウサギの画像は見たことがあるけれども、触ったことがある人って結構少ないんじゃないでしょうか?

ましてや、日本に約30羽程度しか存在しない幻の「日本アンゴラウサギ」は触ったことがないはずです!

もふもふは、見てても始まりません!もふもふは、触ってなんぼです!

という訳で、兵庫県の六甲山牧場に日本アンゴラウサギを触りに行ってきました。

日本アンゴラウサギとは

(追記:現在、コロナの関係でアンゴラウサギに触ることは出来ないかもしれません。随時、ホームページ等でご確認お願いします。)

コロナの影響で触れないかもしれません
コロナの影響で触れないかもしれません

そもそも、アンゴラウサギとは一体なぜ「アンゴラウサギ」なのか?(哲学)

なぜ、日本アンゴラウサギが幻のウサギなのか?と思った人がいるかもしれないので、簡単に説明しておきます。

六甲山牧場のウサギ舎の前にこんな説明が貼っていました。

六甲山牧場の日本アンゴラウサギの説明
六甲山牧場の日本アンゴラウサギの説明

アンゴラウサギの「アンゴラ」はアンゴラ共和国の「アンゴラ」ではなく、トルコの「アンゴラ(アンカラ)」だという訳です。

また、その中でも日本アンゴラ種はアルビノが固定されているため、真っ白な毛に赤い目をしているのが特徴です。

戦時中にその毛や皮を利用し、軍服などを生産するために輸入されたアンゴラウサギを国内で改良・繁殖して、「日本アンゴラウサギ」として定着しましたが戦後には需要が伸びず、いつの間にか、六甲山牧場以外どこも育てなくなってしまいました。

故に幻のウサギということです。

ただ、六甲山牧場の他に、同じ兵庫県にある淡路島のイングランドの丘と但馬牧場公園にも種の保存(リスク回避)のために日本アンゴラウサギがいるらしいので、またの機会に行こうと思います。

六甲山牧場に行ってきた

まず初めに注意して頂きたいのが、GWなどの長期休暇期間以外、土日祝しかアンゴラウサギに触ることが出来ません。

また、開催される時間が14:00~14:30となっていますので、行く前にタイムスケジュールを確認することをオススメします。

アンゴラタッチ日程(かわいい)
アンゴラタッチ日程(かわいい)

六甲山牧場は、六甲山の山頂付近にあります。

六甲山牧場へ行く手段としては、車もしくは六甲ケーブル・摩耶ロープウェーがありますが、六甲ケーブルの最終下り列車の出発時刻は六甲山牧場の閉園時間より早いので注意が必要です。

各駅からはバスで移動します。バスも本数が少ないので注意が必要です。

以上を踏まえると、できれば自動車が時間の融通が利いて便利です。

私は、折角なので六甲ケーブルで行きました。

六甲ライナー上り
六甲ライナー上り

また別の記事に書くのですが、私が六甲山へと行った目的のもう一つに、これまた幻のウサギ神社「六甲比命神社」に行くことがありました。

ですので、六甲ケーブル山上駅に着いた後にはそのまま六甲山牧場には向かいませんでした。

六甲山牧場入口
六甲山牧場入口

さあ、六甲山牧場に到着^^

冬季期間で開いていない施設が多くあるため、人はそんなに多くありませんでした。なので冬は狙い目かもしれません。

六甲山牧場には、ウサギ以外の動物がたくさんいます。

六甲山牧場の多くの羊
六甲山牧場の多くの羊

羊がそこら中歩いています。見つめてみると、エサをもらえると思って結構後を付いてきます。が、エサを貰えないと分かると去っていきます。

アンゴラヤギ
アンゴラヤギ

アンゴラヤギです。アンゴラウサギのヤギverです。アンゴラウサギと同じく毛が長くなります。

猫のアンゴラターキッシュしかり、「アンゴラ」は毛が長いんですね。

日本アンゴラウサギはアイドル

牧場内を見回りながら、日本アンゴラウサギがいるウサギ広場に向かいました。

さあ、幻のウサギに会えるのか??

箱でジッとする日本アンゴラウサギ
箱でジッとする日本アンゴラウサギ

会えました(^^)

アイドルを初めて生で見た感じですね。見たことないですが。

六甲山牧場なら会えるんですね~

日本で約30羽しかいない内の1羽です。

長くて真っ白な毛に、赤い目。幻の日本アンゴラウサギです。

草を食べる日本アンゴラウサギ
草を食べる日本アンゴラウサギ

それにしても、かわいい……。

気が済むまで、アンゴラウサギを観察していました。

毛でみっちりとなっている日本アンゴラウサギ
毛でみっちりとなっている日本アンゴラウサギ

アイドルの撮影会の如くウサギの写真を一通り撮った後、14時まで時間があったので近くのイートインでチーズドックとチーズシェイクを頂きました。

六甲山牧場のチーズドックとチーズシェイク
六甲山牧場のチーズドックとチーズシェイク

チーズシェイクが、チーズケーキを飲んでるみたいで美味しかったです。

食事を頂いてちょうどいい時間になったので、再度ウサギ広場に向かいました。

牧場内アナウンスでも流れますが、赤いコーンが立っていているので、そこに先着順で並んで一人ずつ順番に触っていきます。アイドルの握手会みたいです。

しかも、一人につき特に時間制限もありませんので、気が済むまで触ることが出来ます。

また、周回もありですので何回でも触ることが出来ます。

本当にファンサービスがいいアイドルですね。入場券を複数枚購入する必要もありません。

アンゴラタッチ=アイドルの握手会?の列待ち
アンゴラタッチ=アイドルの握手会?の列待ち

ちなみに後で知ったのですが、このアンゴラウサギの写真は自由に撮っていいらしいです。

私はウサギの至近距離なので、てっきりダメかと思っていました。

ホントに、ファンサービスがいいアイドルです。

そして、ついに私の番が回ってきました。結構、ドキドキしてました。

念願の日本アンゴラウサギに触った感想ですが、触ったときにその毛心地の良さと、風に乗ってフワッと舞い上がる白い毛に、何とも言えない感動を味わいました。

アイドルと握手するのと同じ感覚なんですかね?

あ、この幻(アイドル)が本当にここに存在しているんだな、と思いました。

手に付いてきた長い毛は、家で大切に保管しています。(←引かれるファン)

(追記:1年経って確認してみたらいつの間にか無くなっていました^^;)

日本アンゴラウサギは、まさに幻のウサギ(アイドルのウサギ)でした。

感想

初めてアンゴラウサギに触ったので、かなり興奮してしまいました。

日本アンゴラウサギ自体、六甲山牧場にしかいないようなものですから、六甲山牧場を訪れた人になるべく触ってもらって是非、その存在が広く知られて欲しいです。

六甲山牧場には他にも多くのウサギがいます
六甲山牧場には他にも多くのウサギがいます

また、六甲山は他にも見所が多いスポットなので、牧場目的でなくても、特にカップルや家族連れは楽しめると思います。

是非、六甲山牧場に行って、日本アンゴラウサギに会って下さい。

では、さよなら。

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