山陰方面旅行の番外編です。
午前中に出雲大社に参拝した後、とりあえず島根県の松江市まで足を伸ばしたものの行き先が決まらずに困っていました。
今回の旅の目的が縁結び祈願であるならば「鏡の池」で有名な八重垣神社に行ったのですが、あくまでも目的はウサギスポット。
それに、八重垣神社に男一人で行くのは少し気が引けていました。
どこか近場でウサギスポットがないかと検索していると、「宍道湖うさぎ」なるものがあると知りました。
これは行かねばならないと思い行ってきました。
また、ここのうさぎは縁結びをしてくれるパワースポットでもあるらしいのです。
目次
島根県立美術館の宍道湖うさぎ
「宍道湖うさぎ」とは、島根県立美術館の芝生にある12羽のウサギ像のことを指します。
島根県立美術館自体は、松江駅から約徒歩10分の場所にあります。バスも駅から出ていますが、私は徒歩で行きました。
道も宍道湖の方へ向かって進むだけだったので、神アプリ「GoogleMap」があれば迷う要素がありませんでした。
(迷ったらごめんなさい、Googleにクレーム入れて下さい。)

この看板左手側を進むと美術館の入口があります。右手側に宍道湖うさぎがある芝生につながる道があります。
美術館から芝生に出入りが出来るので、まずは左手から美術館に入ることをオススメします。

というのも、受付でシジミの殻を貰うことが出来るからです。
私は入館料も払いましたが、シジミだけだったら多分貰えるのではないかと思います。(シジミの殻がなぜ必要なのかという理由は後で説明します。「供え物」です。)
シジミの殻を持参する人は宍道湖うさぎに直接向かってもいいと思います。

私が行ったときは宍道湖に霧がかかって向こうがほとんど見えませんでした。
宍道湖に面した芝生に宍道湖うさぎがいます。
芝生の方を向いてみると……

いました。
宍道湖のほとりをアニメーションのように飛び跳ねる12羽のウサギ像。
これが「宍道湖うさぎ」です。


こちらに駆けて来たと思えば、最後に立ち上がります。何を見つけたのでしょう。
かわいいっすね(*^^*)
幸運を呼ぶ2番目のウサギ
シジミの殻を用意する理由はこれです。

湖から2番目のウサギ像の前に大量のシジミの殻が置かれています。
遠くから見ると、そこだけが異様に盛り上がっているので、すぐにこのウサギだと分かります。
そう、このウサギ像が縁結びスポットなのです。
” 宍道湖側から数えて2番目のうさぎに注目。西の方角を向いてうさぎを優しく触ると幸せが訪れる、といううわさで大人気です!西には縁結びの神様が集まる、出雲大社があります。”
島根県立美術館ホームページより
公式ホームページだとここまでしか書いていないのですが、シジミを供えるとさらに効果が上がるようです。
実際、美術館でシジミの殻を貰えましたし、シジミは公式の供え物と認識していいでしょう。

シジミを供えて、ウサギ像を優しく撫でました。
ウサギ像のこちら側に立っていれば大体西向きのはずです。気になる方はGoogleMapなどで確認しましょう。
それにしても、出雲大社でもシジミが供えられたウサギ像がありましたし、
「ウサギにはシジミを供えよ」
というジンクスが縁結びスポットで根付こうとしているのかもしれません。
シジミは二枚貝(合わせ貝)なので、縁結び的にも良さそうですしね。
島根県立美術館のお土産
島根県立美術館で、是非お勧めしたいお土産があります。

まず、1つ目が「宍道湖うさぎみくじ」です。
かわいいうさぎみくじがこんなところにもあるんですね。
デフォルメされて口がポカーンと開いているので実物とはまたニュアンスが違う、ポケーッとしたウサギになっています。

次に、「宍道湖うさぎマスキングテープ」です。
宍道湖うさぎの12羽による躍動感のある動きがテープで再現されています。

かわいいので中々使いにくいです。あるあるですね(^^;
どちらも島根県立美術館限定のグッズとなっています。
この2つまとめて少し安くなるセットが販売されているので、それがオススメです。
感想
八重垣神社も有名ですので行きたい気持ちもありましたが、結果的にはこちらの宍道湖うさぎというスポットに行くことが出来たので満足しています。

何より、駅から近くですのでその気になればすぐに観光できるのがいいです。
もし松江駅で時間が余ってしまったという方は行ってみてはいかがでしょうか。
では、さよなら。