山陰旅行で宿泊した宿の紹介をします。
せっかくのウサギスポット巡りの旅なので、どこかウサギにちなんだホテルが出雲にないかと探していたところ、
こちらの「月夜のうさぎ」というホテルがありましたので、迷わず予約しました。
もちろん、男一人です。
ちなみに、こちらの宿はシングルルームなどないので一晩中隣のベッドはスカスカでした。(このことを「シングルユース」と言うらしいですね。)
というのも、結論から言ってしまうと、こちらのホテルは女子会やカップルに非常にオススメしたい宿なのです。(激押しです)
でもね?一人でも十分堪能してきましたよ。その様子をお伝えします。
目次
「月夜のうさぎ」に到着
15時頃に鳥取を出発し、17時頃に出雲市に到着。

せっかくなので何か食べてもいいかなと、周りを探索しましたが居酒屋が数軒空いてるだけでした。
お酒は誰かと飲むものだと近頃思う私はお酒を飲みたい気が微塵もなかったので、そのまま何も食べず、宿の最寄りの一畑電車「出雲大社前」駅まで行きました。
そして、出雲大社近くまで行くと、案の定?夜に開いているような店はありません。
こんなことなら、宿を取るときに夕食でホテルの豪華なバイキングを付けとけば良かったなあと少し思いました。
言い訳しておきますと、午前の鳥取でどれだけ時間を取るか読めなかったんです。(←絶望的過ぎるノープラン)
ですので、地のお酒や肴に興味があまりない方はホテルの夕食の予約を、美味しいお酒が飲みたい人は「出雲市」駅で店を探しておくこと方がいいです。
……って、これは当たり前か(^^;
「月夜のうさぎ」は、最寄りの出雲大社前駅から徒歩で10分弱ぐらいの場所にあります。
私は歩いて行きました。鳥居前を右に曲がって太い道を進むだけなので、迷うこともないです。
が、観光地で夜は人気がないので、女性の方だけだと少し不安になってしまうかもなと思いました。

入口の時点ですでにウサギがいます。

例のシーンの大国主命像がここにもありました。
「月夜のうさぎ」は複数人がオススメ!
中に入るとすぐにホテルの人が迎えて、案内して下さいました。
事前にこのホテルについて全然調べていなかったので要領を得なかったのですが、ここのホテルは全館畳張りになっています。
ですので、裸足で移動します。
こういうホテルって多いんですかね??私は初めてで、そういうのもあるのかと感動しました。

これが一番グレードの低い部屋です。当然、部屋も畳張りになっています。
ところで話が完全に脱線しますが、ホテルの写真はこの角度からの写真が真実を表すと個人的に思っています。
だって、客はここから入ってきますもんね。
荷物を置いて、部屋を探索します。

至る所にウサギが跳ねています。
まさにウサギづくし。

宿のコンセプト的にも女性の方が宿泊されることが想定されていて、全体的に細かいところに気が利いていたり、ちょっとしたところがかわいかったりする印象でした。
「虫さんセット」なんかはその代表ですね。
部屋を一通り見た後、何だかとても疲れていたので、しばらくベットで寝転がっていました。

ようやく身体が起き上がったので、お風呂に行くことにしました。
こういう籠が用意されているのでこれを持って移動できます。
貸切風呂で入浴
「月夜のうさぎ」には5つの貸切風呂があります。
貸切風呂はカップルや女子会だと盛り上がるんじゃないんですか??
(別に男だけで盛り上がってもいいんじゃないのか??)
予約制ではないので、各貸切風呂の前のランプが点灯していなかったら入れる感じです。
鍵を閉めるとランプが点灯します。
私は平日の真ん中に行ったので貸切風呂に入れると思っていたのですが、行った時点で4つ埋まっていました。
この感じだと繁忙期はおろか、休日でも入るのが難しいような気がします。

というわけで、私は唯一空いていた「季の湯」に入りました。
いや~、こういうお風呂を独り占めするっていうのは最高ですね(*^^*)
これだけで私はもう満足してしまいました。
ちなみに湯上りに夜はアイスキャンディ、朝は冷えた乳酸菌飲料を頂くことができます。
もちろん、私もアイスキャンディを取りに行きましたが、そこのスペースでインスタガールズが撮影会を行っておりましたので遠慮しちゃいました(^^;
遠慮する必要は全くないのですが、遠慮しました。何というか、複数人で来た人間が優先されるべき空間だと思ったんです。
そうです、私は弱き人間です。

実は館内には他に色々と見所(展望デッキとか)があったらしいのですが、この後速攻で寝てしまいました。
一人だと気軽な分、することもないっすね!!
是非、パートナーや友達と来てください!!カップルや女子会にオススメです!!
感想
はっきり言って、この記事では「月夜のうさぎ」の魅力をあまり伝えることが出来なかったように思います。
真顔で反省(・_・)
理由(言い訳)は2つです。
①下調べをちゃんとしていなかった。
②男一人で少し気が引けてしまった。
①については、私が悪いですが別に取材のために行ってる訳でもないのでいいでしょう。
例えば「月見台」という屋上施設があったようで、そこには餅つきウサギの像もあったらしいのですが、この記事を書いてて初めて知りました。また、食事に関して一切紹介していないっていうのはいただけない。
皆さん、旅の楽しみを増やすためにも下調べと計画はある程度しておきましょう。
②については、しょうがないです。そもそも、男一人で泊まるのが悪いです。
「月夜のうさぎ」はおそらくコンセプト的に縁結びに来た女子会やカップルのための宿です。
けれども、ウサギに背は変えられなかった。
まあ基本的に「占い」や「縁結び」は男一人で行くとアウェー感を感じたり、逆差別に遭うものですし、さらにそこでチキってしまうのは私が悪いわけですから。
それに、反面教師的に魅力が伝わったでしょう??(開き直り)
ただ、朝早くに目が覚めてちょうどお風呂セットも一つ分余っていたおかげで、朝から大浴場の方でゆっくり朝風呂を堪能できたのはよかったです。

それにしても、今回の旅は全体的に、「ああ、彼女が欲しいな~」と流石の私でもしみじみ思わざるを得ない旅でした。
というのも、「大国主命在るところにウサギ在り」という法則は、ひっくり返せば「ウサギ在るところに縁結び在り」ということで、図らずも今回のウサギスポット巡りの旅は縁結びを意識してしまうことが多かった訳ですね~。
もしかすると、出雲大社にお参りにきて良い人と結ばれたというのは神様(大国主命)というよりむしろウサギ(白兎神)のおかげかもしれません。
というわけで、出雲大社へのお礼参りには白兎神社にも行きましょう(暴論)。
では、さよなら。