【ジロ2021予想】マリアローザ及び総合タイム賞トップ10予想と理由

ジロ2021アイキャッチ

今週の5月8日、ジロ2021が遂に開幕します。

グランツールの開幕に私の心も踊ります。とある理由から今年のジロは個人的に特に楽しみにしています。

しかも、今年はJSPORTS4で見れます(^^)

それで、毎回かすりもしていない総合タイム賞順位の予想と理由を書いていきます。

ジロ2021総合トップ10予想

さて早速ですが、私のジロ2021の総合トップ10予想は以下です。

1位:ミケル・ランダ

2位:サイモン・イェーツ

3位:エガン・ベルナル

4位:ジョアン・アルメイダ

5位:ヒュー・カーシー

6位:アレクサンダー・ウラソフ

7位:ペリョ・ビルバオ

8位:ヴィンチェンツォ・ニバリ

9位:エマニエル・ブッフマン

10位:ロマン・バルデ

はい。

今年は、私が現役選手の中で一番応援している「ミケル・ランダ」がマリアローザを獲ります。

だから、今年のジロは特に楽しみなのです。遂にランダが頂点を獲るのではないかと。

そして、今回は結構本気でそう思っています。

いや、毎回一応本気で予想しているのですが、どうしても贔屓目に見てしまう部分があったことは否めませんので。

以下、理由を書いていきます。

ジロ2021有力選手・チーム分析

今回の総合トップ10予想には、結構明確な基準を自分な中では設けています。

上位3人が今大会で最も登坂能力に優れているのではないかという選手3人で、4位~6位、7位~10位と後の選手はそこから登坂能力が下がるイメージで選出しました。

従って、少なくとも表彰台の並びはこの3人で争うのではないかというのが私の考えです。

そして今年のレースについて言えば、この上位3人が揃って出場した「Tirreno-Adriatico」での戦いを、どう捉えるのかというのが順位予想に関わると思います。

「Tirreno-Adriatico」では、stage4の山岳ステージで驚異的な登坂を見せたポガチャルに唯一食らいつくことの出来たサイモンですが、その次のステージではタイムを大きく落としていました。

また、ベルナルは同stage4でサイモンから52秒、ランダからは29秒失っています。

続くステージでベルナルはランダ・サイモンからタイムを奪ったものの、この3人の中では平均して良い走りを見せたランダが結果的にこの3人の中で最上位の「3位」に入賞したというのがあの戦いです。

確かにstage4だけを見れば登坂能力は「サイモン>ランダ>ベルナル」という感じなのかもしれませんが、この「平均して」強いという部分がグランツールの総合争いでは一つの重要な要素であり、

激坂ステージの翌週に大きくタイムを落とすようなことがあってはならないという点で、特に厳しい山岳が続くジロにおいては、ランダに理があるのではないかと思います。

何より、サイモンは万全の調子(バッドデー無しに)でジロを3週間走り切ったことが無いですし、ベルナルに至っては初めてのジロです。

ツールやブエルタと、ジロはまた違うという点が私の予想の根拠です。

何と言ったって「一番厳しいグランツール」ですから。

また、この予想が大きくひっくり返るかもしれないと懸念する点が選手の調子以外に大きく2つあります。

①レムコ・エヴェネプールがどの程度復調しているのか

②バーレーンがどのようなレース戦略を採用するのか

これについては後に説明を行いたいと思います。

まずは各チーム毎の分析を上の順位順に書いてみます。

有力チームの戦力分析①バーレーン・ヴィクトリアス

まずはバーレーン・ヴィクトリアス(バーレーン)についてですが、これは私が応援しているチームということもあって、以前に分析を書きました。

そしてそこでも述べたのですが、このチームはフルメンバーである場合、トップチームのイネオスやユンボにもギリギリ対抗できる戦力を揃えることが出来ます。

以下に、今大会のスタートメンバー(恒例のPCS参照)を書いてみます。

51 LANDA Mikel

52 ARASHIRO Yukiya

53 BILBAO Pello

54 CARUSO Damiano

55 MÄDER Gino

56 MOHORIČ Matej

57 TRATNIK Jan

58 VALLS Rafael

ちなみに、バーレーンはこういうABCのアルファベット順の並びを好みます。

そしてなんと、あの新城選手が選出されていますね。これは日本人としては嬉しいことです。

他のアシスト選手としてはビルバオ、カルーゾ、モホリッチ、メーダといった強力なアシスト陣に加え、去年のジロでステージ勝利を挙げたヤン・トラトニック、そしてランダとモビスター時代から同チームに所属しているヴォルスがいます。

実力・精神面共にランダをサポートする体制は万全だと言えるでしょう。

後はランダ次第といったところでしょうか。

しかし、同時にこのチームには懸念する点が一つあり、それ次第でもあるような気もします。

有力チームの戦力分析②(Ineos)

今年にリッチー・アダムが加入してからというものの、このIneosというチームはまた一時期の鉄壁布陣体制が戻ってきた感じがします。それに、ピドコックの加入によりワンデイまで狙えるようになりました。

やはりSkyが強くないと、レースが面白くない面があります。

このチームは一番のヒール役としてレースを盛り上げてくれますね(笑)

それで今回のジロは、ツール覇者であるベルナルをエースにチーム編成を行ってきた訳ですが、それを固めるアシスト陣も豪華です。

以下に先程同様、スタートメンバーを書いてみます。

1 BERNAL Egan

2 CASTROVIEJO Jonathan

3 GANNA Filippo

4 MARTÍNEZ Daniel Felipe

5 MOSCON Gianni

6 PUCCIO Salvatore

7 SIVAKOV Pavel

8 SOSA Iván Ramiro

いやいや(^^;

なんだこれ?っていうぐらい豪華なアシスト陣です。エースクラスが一体何人いるんだっていう感じです。

しかも、イギリスびいきのIneosにおいて、周りの多くがイタリア・コロンビア勢で固められているというのはベルナルにとってもやり易いのではないでしょうか。

その中でも私が一番警戒しているのがEFから加入した「ダニエル・マルティネス」で、「Tour of the Alps」での走りを見る限り、あのシヴァコフよりも調子が良さそうでした。

それで、あまり海外のサイトなどでも言及されていないのですが、場合によっては(シヴァコフも)ベルナルにとって代わる場合があるんじゃないの?とか密かに思ったりしています。

(おそらく序列的に、上に来ることはないのですが。)

場合によってはダブルエースのように、この選手に対してもマークしないといけない展開というのもあるのではないでしょうか。

ともかく、このチームはどの選手も強く、今大会で一番のアシスト陣を揃えているのは間違いないと思います。

有力チーム戦力分析③(バイクエクスチェンジ・その他)

以上が、チーム戦力として強力な2チームだと私は考えています。

それに対する、目ぼしい他のチームにも少し言及しておきます。

まず、サイモン擁するバイクエクスチェンジは、ニエべという優秀な山岳アシストがいるものの、ちょっと心もとないなぁという印象です。

恐らく、重要局面では周りにニエべ以外いない気がするので、サイモン自ら積極的に攻めるしかなくなりそうなのが不安要素です。

また、去年のジロで良い走りをしたアルメイダ擁するクイックステップは、エヴェネプールはさておき、珍しくグランツール向けに全体的に豪華なメンツを揃えてきたという印象です。

しかし、そもそもこのチームはクライマーが少ないチームですので、去年のアルメイダや一時のエンリク・マス、ジュリアン・アラフィリップのように、丸裸で勝負しないといけないのではないでしょうか。

ですので、エヴェネプール次第だと思います。

他に言及するとすれば、TrekとDSMぐらいでしょうか。

実は、Trekは二バリ、モレマ、チッコーネというトリプルエースといっても良いぐらいのメンツが出場しているのですが、あまりグランツールに向けて整っている感じがしません。

モレマもシーズンイン直後は勝利を重ねて調子の良さが目立ちましたが、ジロを戦えるのかというのは、あまり私にはそういうビジョンが見えません。どちらかというと、リエージュなどのワンデイに力を割いていた印象です。

また、チッコーネに期待するファンも多いと思うのですが、個人的には総合を争うとどこかで崩れそうな感じを抱きます。モビスターのソレルと似た印象です。

それで結局、二バリがそこそこの成績を残しそうな気がしますが、流石に年齢的にも総合争いは厳しいのではないかと思います。

また、去年2位になったジャイ・ヒンドレー擁するDSMには、今年からバルデが加入しました。

そもそも、去年のジロでDSM(Sunweb)がこれほどの結果を残すことを想定していたのは分かりませんが、結果として2枚看板でジロに挑むことになりました。

しかし、今年のレースを見る限りはヒンドレーも良い走りをしているものの、去年のような順位で勝負できるかは疑問であり、まだまだバルデの方が安定感があると思います。

ただ、そのバルデも純粋な登坂力では上位3人、さらにそこから3人の内に入るかというのは疑問です。

個人的にはバルデのアグレッシブに攻める姿勢が好きで密かには応援しているのですが、近年はイマイチ上りでリードを奪いきれていない印象です。

せめて、ヒンドレーと波状攻撃を仕掛けるなどの展開が出来ればいいのですが、どちらも単独エースでありたい感じがするので難しい気がします。

予想を覆す展開

と、ここまでレース予想と理由をサクッと書いてみたのですが、こういうのが一切当たらないのがグランツール及び自転車ロードレースというものです。

実際のレースは私の心を熱くしてくれることでしょう。

最後に、それでも目に見えている不確定要素があるとするならば、最初に述べたエヴェネプールの存在です。

なんと、あのレムコ・エヴェネプールがジロで実践復帰します。

よくもまあそんな選択をしたなぁと思うのですが、エヴェネプールならばヘタすると良い所まで行くかもしれないと思わせるのが彼の怖いところです。

去年の感じだけで言うと、上位3人に匹敵するぐらい、もしくはそれ以上の登坂能力を持っている上にTTも早い、総合優勝有力候補です。

そういう点で、彼の調子というものは気になります。

またもう一つ、これは前々からずっと主張しているのですが、バーレーンがどういう戦略を選択するのか非常に気になります。

最近のレースではハーマン・パーンシュタイナーを前に出して、チームとして前待ちの実験をしていたりするのかなぁとも思ったりしましたが、実際問題、そのような積極的な作戦を取るのか気になります。

加えて、ビルバオ・カルーゾはそれぞれ直近の「Tour of the Alps」・「Tour de Romandie」でエースとして総合成績を残していますので、エース問題というのは依然として存在しています。

しかし、この両選手は純粋な登坂能力では明らかに上位3人の選手とは勝負出来ない選手だと思うのです。

それでも、意図しないダブルエースとして、思わずエースとしてジャージを争う展開もあり得ないことはないはずなのです。

特に、ビルバオは「Tour of the Alps」でサイモン相手にダウンヒルで(リスクを取っていなかったとはいえ)、追いつき・追い越し、勝利をもぎ取って総合2位にこぎ着けている以上、チームも考えるところがあるでしょう。

まあ、サイモンがビルバオを意識してくれたらいいのですがね。

ともかく、私としてはランダのエースに相応しい熱い走りを見たい。

そういうことです。

では、さよなら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です