【Ryzen3700X】良く知らないが初めて自作PC組んだ【パーツ紹介編】

クールなパーツ達が集まった

【事前準備編】でPCの構成っぽいものを考えたので、次はそれを元にパーツを収集する段階へ。

今度は元々の予算よりも、いかに安く集めるかの勝負。

さあ、果たして初心者の私はどれだけコスパ良くパーツを集めることが出来たのか?

収集したパーツ紹介

まずは、私が最終的にどんなパーツを入手したかを見て欲しい。

これだ。

クールなパーツ達が集まった
クールなパーツ達が集まった

順にパーツを紹介していこう。

金額は最後に発表するので、予想してみて欲しい。

まずはCPU。コイツが居なきゃ始まらない。

Ryzen7 3700X(箱表)
Ryzen7 3700X(箱表)

実店舗に行くと、こんなパッケージがズラッと並んでいるので、どれがどれだか分からない。初見殺しだ。

CPU価格表なるものが貼ってあって、それを数人がジッと見ているはず。

安い買い物ではないので、実店舗に行ったなら初心者は大人しく店員に聞こう。

Ryzen7 3700X(箱裏)
Ryzen7 3700X(箱裏)

そして、これとセットで購入すると安くなる場合がある&互換性を間違えないのがマザーボードだ。

これが購入したマザーボード。

B450 STEEL LEGEND
B450 STEEL LEGEND

ASRock社、 「B450 STEEL LEGEND」を購入。

キチンとBIOSのバージョンが使えることも確認。

Ryzen3000番台対応
Ryzen3000番台対応

【B450】はこれが設定されていないと、3000番台の【Ryzen】が使えないらしい。

その場合、自分でマザーボードのプログラムである「BIOS」のアップデートをしないといけない。

しかし、初心者でも心配無用。

私が調べたところによると、現在、市場に出回っているものはバージョンが新しいので、その必要はないらしい。

中古とか安すぎるものを買うのは中級者以上だろうから、初心者にそこの心配はいらないだろう。

ただ、そういう点からも、初心者はCPUとマザーボードはセット買いがいいのでは。

続いて、GPU。

GTX 1660SUPER
GTX 1660SUPER

NVIDA社「Geforce GTX 1660SUPER」(玄人志向)を購入。

これは残りの予算的に決めたのだが、スペック的に正解だったのか良く分からない。

というか、正直色んなものがありすぎて考えるのも面倒になってました。

続いて、SSDとメモリ。

メモリとSSD、下にはWindowsのキー
メモリとSSD、下にはWindowsのキー

メモリはAmazonで「DDR4 2666MHz」と書いてある値段が安いものを購入した。

すると、パッケージに英語しか書いてないものが届いて、使えるのかどうかビクビクしたのだが、問題なく使えたのでよかった。

SSDは「SanDisk 1TB」。

OSはDSP版Windows。簡単に言うとWindowsのライセンスをパソコンの部品構成自体に紐づけるバージョンを購入。

ので、SSDとセットになっている。

玄人志向KRPW-GK750W/90+
玄人志向KRPW-GK750W/90+

電源ユニットは迷ったが、Goldランク(ランクによって電源効率が変わる)を選択。

ポイントが3000ポイント(想定以下)あったので、それを使ってとりあえず良いやつを買った。

ただ、これに関してはBronzeランクのもので問題なかったと思う。

「消費電力がどれくらいか」というのは、用途が明確でないと分からなくて、【事前準備編】に書いたように、私はそれの見当がつかないためこうなりました。

「用途からスペックを考える」というのは、コスパにも繋がるという訳ですね。

マウスとキーボード
マウスとキーボード

キーボードは投げ売りされてたもの、マウスはAmazonでオススメみたいなやつを購入。

ケース(完成後に撮影)
ケース(完成後に撮影)

ケースもAmazonで人気が高いThermaltake社「Versa H26」を購入。

気になる合計金額

一部、領収書を無くして正確な値段が分からないのだが、最終的な構成と金額は以下のようになった。

初めての自作PC構成と値段
初めての自作PC構成と値段

計117475円。

おっ、これは大体予算通り。

ここに入出力機器を加えると、

入出力機器の構成と値段
入出力機器の構成と値段

計170379円。

急に高額なモニターが出てきてますが、これは元々購入していた液晶タブレットです。

パソコン部と液タブ合わせて予算20万円と考えていたので、まあまあな感じ。浮いた予算はソフトウェアに回せました。

買い物の仕方にロスがあってこれなので、初めてにしては合格点なのでは??

甲斐あって、ちょっと嬉しくなりました。

楽しいパーツ収集

始めに大前提として、私がパーツ収集を行ったのは2020年1月の上旬です。

今、コロナがどのようにパーツの値段に影響を与えているかは見当つかないですし、もしかしたら私は「買い時でない」時期にパーツを集めていたのかもしれないです。

(2021/05/28追記:コロナの影響で、半導体の値段がかなり上がったらしいです。そういう意味では、私は「買い時」だったと思います。)

ただ、初心者で何も分からないなりに色々比べて、自分でパーツから集めるのが魅力の一つであるのは間違いない。

ここからは、私がどのようにパーツを比較して収集したのか、そしてその経験的に、こうすれば一番コスパ良くパーツを収集できたのではないかという方法を書いてきます。

特に初心者の方は、私の経験を一考して欲しい。

インターネット上に溢れる有益な情報は、色々と知識のある上級者が書いている情報ばかりなので、かなり「スマート」になっている気がします。

故に、私のようなの初心者のだぶついた経験や思考を見て、切り捨てられたプロセスを知るのもいいと思う。

実店舗に行くため電気街へ

さて、「パソコンパーツ」といえば、電気街。

電気街といえば関東なら秋葉原。関西なら難波でんでんタウン。関西在住の私は、大体の価格帯をメモった紙を握りしめ、まず早速でんでんタウンへと向かった。

「やはり実店舗の方が安いだろう、掘り出し物があるだろう」と考えていたからだった。

特に、年始年末は投げ売りセールをやってるだろうと期待していた。

しかし、結論を述べてしまうと、実店舗は、店員に直接聞きたいことがない初心者にはオススメしない。

理由は以下の2つだ。

①値段が大して安くない上に、安いと思われるものを見つけても、初心者にはそれを活かすだけの知識と経験がない。

②行ってみると似たような商品が多く置いてあって、他の可能性があるのではないかと考え始め、また構成を考え直してしまう可能性がある。

まず、思ったより値段が安くないことに驚いた。

実店舗だからといってネットに書かれていた大体の価格帯より大幅に安いということはなく、むしろ高いものも多かった。(ヨドバシはポイントを使わないと特に高い。)

また、年末年始セールで「これは安いだろう」と初心者の感覚でも思うものが売られていたのだが、例えばそれが【B450M】のマザーボードであったりして、それに合わせて構成を見直すことも中級者以上なら可能なのだろうが、初心者の私には無理だった。

GPUなどは中古品も見たりしたのだが、初心者レベルで「これは安い」と思うようなものは既に買われているので、店頭には並んでいない。

中古品を利用するにも、ある程度知識と経験が付いてこないと出来ない。初心者はその点でも、実店舗に行く意味があまり見出せなかった。

加えて、実店舗に行くことでむしろ自身の判断が狂わされてしまうこともある。

私は買うものを決めてから出掛けたものの、「自作PCデビューには【Ryzen5 2600】がオススメ!応援セール!」みたいなことが書かれていたり、【B450】マザーボードの近くに【X570】が置かれていたりすると、どうしても心が揺れてしまった。

結局、投げ売りのキーボードだけ買って、再度ネットを見て考え直そうと家に帰った。
キーボードで浮いた分も、交通費に消えただけだった。

ネット通販で値段比較

その後、もう一度実店舗に赴いたが状況は変わらず。

何回も行くのもバカらしいので、ネット通販でパーツを集めることにした。

そして、驚いた。

ネットの方が値段が安い。

特に「パソコン工房」の通販サイトは平均して値段が安いと思った。

(→パソコン工房通販サイトはこちら

しかも期間限定の年始年末セールがやっていて、セール対象品がかなり安かった。
【Ryzen7 3700X】と【B450】マザーボードが5万円以下で販売されていた。

しかし!

特に人気価格帯のCPUセットは多くの人が狙っているので、私が見たときには既に売り切れてしまっていた。

私はそれで慌てて、他のサイトを調べてツクモ通販でCPUとマザーボードのセットを注文した。年末年始セールで50560円(税込み)で買えたものの、初動が遅れてしまっていたので、2500円近くは損したはず。

その後、「パソコン工房」でセール品をなんとか抑えた。しかし、やはり初心者レベルで欲しいと思うようなものは既に売り切れてしまっていた。まず初めにインターネットを見なかったことが悔やまれる。

そして、他の買い残しのパーツについて、基本的に「パソコン工房」(次点で「ツクモ」)が安いのは分かったので、Amazonで見てみることにした。

すると、Amazonが意外にも安い。

タイムセールを駆使すると、「パソコン工房」よりも安くでパーツを手に入れることが出来た。

Amazon is God.

結論と感想

初心者の私なりの結論を述べさせてもらいます。

店員に聞きたいことがない初心者は構成を決めた後、ネット通販を利用しよう。

その際は、セール時期を狙う。「パソコン工房」で早めに目玉セット商品を購入し、残りのパーツはAmazonで購入するのが安い。

今後、私が自作PCを組むのかは、続く【組み立て編】で述べるとするが、今のPCが壊れた際パーツ収集は上記のように行おうと思う。

しかしまあ、構成とパーツ収集が自作PCの楽しみであることは間違いない。普段はコスパを気にしない私も、今回はコスパを考えることが楽しかった。

最後に、私がAmazonで購入したGPU・メモリ・ケースのリンクを置いておきます。

Amazonは在庫で値段幅が結構ブレるので、上手くいけば掘り出し物感がありますが、その逆もあるのでタイミングに注意してください。

GPUはセール関係なしに買ったのですが、それは思いのほか安かったからです。

メモリはタイムセールに安かったものを買いました。タイムセールをチェックしときましょう。

これでなくともいいです。マウスなどの周辺機器も安く買えます。

ケースは、あったりなかったりします。リンク先は白色のやつです。

特に、ケースはかなり人気のようで「入荷待ち」になっている可能性が結構高いです。

しかし同時に、ふと入荷されています。こまめにチェックして、あったら押さえときましょう。(入荷状況によっては、高くなってるかもしれません。)

次はいよいよ【組み立て編】です。収集したパーツを組み立てて一つにします。

では、さよなら。

※追記
GWセールとして、パソコン工房でセール販売が行われていました。
【Ryzen7 3700X】と【B450 PRO-GAMING】のセットで47780円(税別)

でしたが、真っ先に在庫切れになっていました(^^;

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