【アスタナ移籍】2020年からオスカル・ロドリゲスを見る機会が増えそう

UAEツアー2020を走るオスカル

久しぶりにロードレースに関する記事を書きます。

オスカル・ロドリゲス(Óscar Rodríguez)について書くのはとりあえずこれで一区切りです。

しかしながら、前回にロードレースについて書いたときからコロナの世界的流行による影響で随分と状況が変わってしまったことに驚きを隠せません。

レース再開の見通しが立たないので、悶々と情報を集める日々を送っています。

アスタナへ移籍した2020年シーズン

オスカルは2020年シーズン、それまでに所属していたバスクエウスカディカントリーというプロコンチームの解散に伴いアスタナへ移籍しました。

アスタナで迎えるオスカル・ロドリゲスの2020年シーズン

アスタナといえば、ヤコブ・フルサンや「スーパーマン」ロペスを擁する総合系のワールドチームで、グランツールでは総合成績上位にエースを据えることが出来る強いチームです。

最近のレースでは、アスタナは他のチームに比べて積極的な攻撃でレース展開を激しいものにしてくれることが多いので、個人的には好きなチームの1つです。

そんなワールドチームにオスカルが移籍したということは活躍の場が広がるということに他ならず、私にとっても喜ばしいことです。

ただ、私は彼がアスタナではなくモビスターに移籍すると当初は思っていました。

というのも、彼はスペイン人なので地元のモビスターが獲得するだろうと思っていたからです。

戦力的にもモビスターは、ランダとキンタナが抜け、バルベルデも年なので、そういう可能性がある若い山岳系選手を獲得するだろうと思っていました。

そして、オスカルがエンリク・マスやソレル、バルベルデを引いている姿を見れるのではないかと期待していたのですが、どうも契約交渉の際、代理人とモビスターでゴタゴタがあったようです。

結果的にアスタナに決まったことは彼にとって良かった気がしますが、どうもモビスターはそういう部分からも大丈夫か?と思わざるを得ないです。

更なる活躍を見る機会が増えるはず

ともあれ、オスカルがワールドチームに移籍したことは喜ばしいことです。

まず、彼にとっては更なるステップアップの場が与えられました。

これから彼は、ワールドチームの選手として活躍の幅と規模が広がります。これまででは出られなかったであろうレースに出場することが増えるはずです。更なる活躍の「場」が与えられました。

また、グランツールにおいては総合系エースの山岳アシストとしてまずはオーダーをこなすのだと思いますが、彼のテンポ中心の上りはアシスト向きで、必ずやエースの助けになります。評価は上がると思います。

オーダーをこなす内に、彼自身の能力も向上すると思いますし、強力なエースに張り付いて走っていれば、レース展開によってはまたビッグチャンスが訪れる可能性も高まります。

ともかく、これから更にステップアップしていくことを期待します。

また、私にとっては情報が入手しやすくなります。

ロードレースという欧州が本場のスポーツは、そもそもほとんどの情報ソースが海外であるため、日本在住の日本語話者には時間・質ともにどうしてもラグが出来てしまうのですが、

特にオスカルは、これまでスペインのプロコン所属でしたので、更に情報が探しにくくなっていました。

それが2020年シーズンからはアスタナというワールドチームに所属し、出るレースも世界規模になると思いますので、情報が手に入りやすくなります。これはありがたいです。

彼が活躍し、情報が手に入りやすくなるという2つの意味で、これからオスカル・ロドリゲスの活躍を見る機会は増えるのではないでしょうか。

コロナで見通しの立たない2020年シーズン

シーズン前は前述のように予想していた訳ですが、短期間で事情が全く変わってしまいました。

今年のシーズンに入って早々、コロナウイルスの世界的流行により、レースの中止・延期が次々に決定しましたので、残念ながら彼の活躍を見る機会は先になってしまいました。

2020年にオスカルが参加した僅かなレースの内、出身国スペイン以外で開催されたレースはUAEツアーのみでしたが、そのUAEツアーもスタッフから感染者が出たために途中で中止となりました。

UAEツアーを走るオスカル・ロドリゲス

ちなみに、UAEツアーは彼にとって(おそらく)初めての中東レースだったので注目していたのですが、やはり短時間で急勾配の坂を上るのは苦手な感じに思いました。それでも山岳系として上手く上っています。

やはり、山が連なるステージでのテンポによるクライミング、アシストを見てみたい気がします。

しかしまあ、ツールドフランスが8月末開催となりましたが、本当に万全の状態で開催できるのか……。

「肺炎」という選手生命に関わる可能性の症状が特徴ですので、そこは心配です。ただでさえレースは体力を使い、免疫力が下がりますので。グランツールはなおさらです。

コロナでの自粛が余儀なくされている状況下で、オスカルも例外でなく自宅トレーニングを強いられているようです。

あるインタビュー記事がオスカルによって紹介されていました。(スペイン語に明るくないので、ニュアンスしか分からないのですが)

オスカル・ロドリゲスインタビュー記事

今年の彼の目標としてはジロを中心に据えていたようです。彼の登坂力は厳しい山が連なるイタリアと相性がいいのではないかと思うため、特に残念です。2018年にジロ前哨戦の「ツアーオブアルプス(tour of the alps)」で山岳ジャージを獲得しています。)

コロナが収束し、選手に悪影響を与えない環境でロードレースが開催されることを願います。

では、さよなら。

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